今日からマ王! はじマりの旅
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スタッフ日記
2005年12月26日
ども、篠崎です。
……前回からの続きです。
「今日からマ王!」ゲーム化権の話を聞いて私は、「テイルズ オブ レジェンディア」プロデューサーT氏のところにすっとんでって聞いてみたら、
「いや、その話もってきたのアマンドさんだよ」とのこと。
「はぁ? それは人の名前なのか? 六本木アマンドか青山ヨッ○モッ○か」きっと久野Pは、そんなやりとりをを推定五万回は聞いたことがあるにちがいないのでしょう。それが現在のこのプロジェクトのプロデューサー久野天人氏でした。

私の思いを告げると久野Pは、企画書を持ってきなさいとのこと。
私はすぐに簡単な企画書を書いて持っていき提出。
するとメールで
「この企画書では、商品にはならないな」ときついひとことが……
私は、泣きながら企画書を何度も何度も書き直し、これならばという企画書を書き上げました。どうにか納得のいく企画書が出来上がり久野PのOKももらうことが出来てホッと一息。

それから数日たったときでした。廊下で一人の女性とぶつかってしまって、お互いの書類をばら撒いてしまい……「す、すみません」と謝ると彼女は「いえ、いいのよ。私もあわててたから。」とやさしく書類を拾ってくれたのです。
うわぁ、できる女性って感じだなぁと思って一緒に書類を拾っていると彼女の書類にも(マ)の文字が! あれ、と思っていると、彼女は床から拾った私の分の書類を渡して、颯爽とその場を去って行ったのでした。
しばらくぼうっとその後ろ姿を見てたのですが、いけないいけない久野さんのところに行かねばと我に返って久野さんの部屋に。するとそこには先ほどの女性がいるではありませんか!
「彼女が角川書店のGEGさんだ」と久野Pが
「ええーっ、あなたがあのGEG様ですかっ!!」
「ええ、そうよ。香織がんばりましょうね」
そういってGEG様は私の手をとってくださったのでした。
そう、これが二人の運命の出会いだったのです。

※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは(あまり)関係ありません(笑)。
篠崎香織
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2005年12月12日
こんにちは! もしくは今晩は! さもなくばおはようございます。篠崎です。
3回目になりました。ディレクター日記。日記など続いたためしがない私。
毎日更新じゃないので3日坊主ではないですが、3回坊主にならないようがんばりたいと思います。
そしてそして、もしかしたらこの日記を元に朝の連ドラなんか将来企画されるかもしれませんからね! 妄想力だけは人一倍です!!

さてさて、製作日誌の続きです。女性向ゲームを造りたいと思った私は企画書を提出して、緊張しながらプレゼンして……でも、企画は通らず。周りからは、「女の子のやるゲームなんだから恋愛物がいいんじゃないの?」とか「なんで、主役が男なの?」とか……
女の子が皆が皆、恋愛ものならいいって単純でもないし、ぜーったい男が主役でやりたいって思ってたし。そこだけは譲れなかったし、そうじゃなきゃ自分がやる意味はないと思ってました。

慣れないマーケティングの本を読んでみたり、デモを作ったり。それでも、なかなかうまくいかず……落ち込む日々。
現実逃避に会社にあったアニメ情報誌に目を通してると、そこには「今日からマ王!」の紹介記事を発見。うわ、これ超面白そう! もう、こうなったら現実逃避しちゃえっ。そんな感じでアニメを見始め原作も全部読んですっかりはまり。コンラッドはどうなっちゃったの? ヴォルフラムってば最近かっこよくなったなと、次の巻、次の放映を楽しみにしてる日々。
これゲーム化できたらいいななんて思っても、その時はきっと他の会社がゲームにするんだろうな。ウチは、ここしばらく版権物やってないし……自分がゲームにするなんて夢にも思っていなかったのです。
しかし、こんな私でも神様は見捨ててなかったのです。

そう、あれは前のプロジェクトが後一踏ん張りで終わりというころ。当時、席が近くて私の動向を伺っていた渡邊さん(いまやこのチームのプロマネ担当)が「今日からマ王! ゲーム化の話が来てるらしいよ!」と教えてくれたのです。
そこで、運命的な出会いが待っていたとは神のみぞ知るのでありました。

つづく……
篠崎香織
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